2025年7月~2025年10月




レモン彗星 (C/2025 A6 Lemmon) 
2025年 10月29日 18:22:01~ 1minx10 ZWO ASI-2600MC cometBPフィルター 
D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
今日も夕方からやや風が強い状況でしたが、風向が北寄りだったため、昨日より風の影響によるガイドミスは小さくて済みました。
口径の大きな望遠鏡での撮影は準備の時間が限られるのでなかなか厳しいのですが、頭部周辺のイオンテイルが複雑に 
 変化しているのがよくわかり撮影のしがいがあります。
月の出が遅くなる11月8日以降は、薄明終了時の高度が日々下がっていくため、もう少し取り回しの良いシステムでの撮影にしていく予定です。





レモン彗星 (C/2025 A6 Lemmon) 
2025年 10月28日 18:57:17~ 1minx2 ZWO ASI-2600MC 
D:60mm f:355mm屈折+RD(焦点距離 255mm) EM-200赤道儀
 
200mm反射の撮影に時間をかけすぎ、2枚しか撮影できませんでした。
19時10分くらいまではいけるかなと思っていたのですが、手前の木立が誤算でした。 
 ガイドは暴れまくり、星像も伸びてしまっていました。
こちらもcometBPフィルターをかけて撮影すれば、もう少しイオンテイルが鮮明にできたのかなと思いました。





レモン彗星 (C/2025 A6 Lemmon) 
2025年 10月28日 18:21:55~ 1minx10 ZWO ASI-2600MC cometBPフィルター 
D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
天候はよかったのですが、西風が非常に強く、おまけに鏡筒は西に向けなければなりませんでした。
そのため、望遠鏡の筒から風が唸る音が聞こえてくるなど、最悪に近い条件でした。 
 ガイドは暴れまくり、星像も伸びてしまっていました。
ガイドカメラの露光時間を切り詰め、修正強度を30%くらいにして何とか画像が得られましたが…
ピントを外した時のような画像になってしまいました。
この日は、イオンテイルがとても複雑な様相を呈していたので、もう少し鮮明に撮影したかった…(泣)





レモン彗星 (C/2025 A6 Lemmon) 
2025年 10月24日 18:16:52~ 1minx10 ZWO ASI-2600MC cometBPフィルター 
D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
数値予報では19時過ぎまで撮影可能な天候になる予報でしたが、星が見え始めた頃から雲がわき始め、次第に西に広がっていきました。
 あわてて機材をセットしたのですが、慌てているときにはろくなことがありません。
接続リング(16mm)をカメラとパラコアの間に噛ませるのを忘れて…コマ収差が盛大に出てしまいました。
慌てているので、画像で星の像が伸びていてもガイドのせいかと疑ったりして、貴重な時間を失ってしまいました。(泣)
彗星は何とか画像にはなりましたが…イオンテイルが複雑な様相を呈しているのがわかったことはよかったと思いました。





NGC7789 (カシオペア座の散開星団) 
2025年 10月 2minx8
ZWO ASI-2600MC D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
天の川に浸っているカシオペア座には多くの散開星団が見られます。
この星団は多数の星が密集していて、望遠鏡で観察すると花びらが渦巻いているように見えることから、「シャロンの薔薇」
「キャロラインの薔薇」というロマンチックなニックネームが付いています。
散開星団としてはかなり年老いており(約15億年)、多くの若い星団と比べると赤色巨星など進化した星が多く含まれています。





M52 (カシオペア座の散開星団) 
2025年 10月 2minx8
ZWO ASI-2600MC D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
9月は天候に恵まれず、ようやく10月も半ばになって撮影する機会を得ました。
しかし、夜半前には雲がかかってくる予報だったので、ターゲットを散開星団として短時間で露光がすむカラー撮影にしました。
M52は、比較的若い星団で、年齢は約1億5千万年と推定されています。数百個の恒星から成り、明るい青白い星が多く見られます。
背景に暗黒星雲があるため、星団の星々がくっきりと目立ち、美しいコントラストを作っています。





NGC6888 (はくちょう座の散光星雲) 
2025年 8月 Hα,OⅢ,Hβ,:5minx8 AO(O+B)合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
弓形構造やフィラメント状のガスが美しい輝線星雲で、形状から『三日月星雲』『Crescent Nebula』と呼ばれています。
ウォルフ・ライエ星として知られる超高温・大質量の星、WR136 の周囲に形成された星雲です。
WR136が赤色超巨星だった頃、ゆっくりとガスを放出して周囲に物質をばらまいたところへ、現在のWR星からの強力な恒星風が衝突。
その衝撃でガスが圧縮されて発光し、現在私たちが見る「三日月」状の輝く星雲になっています。





M 27(こぎつね座の惑星状星雲) 
2025年 8月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
M57(環状星雲)を観望した後にM27を見て、その大きさに驚いた記憶があります。
視直径が約7分角と中型の銀河と同じくらい大きく撮影でき、年に1回は撮影したくなる星雲です。
今回撮影では、思いのほか緑から青の発光(OⅢ?)が強く、赤(Hα)がたじたじという感じになってしまいました。
自分としてはもう少し赤が強かったイメージがあるのですが…
 次回(たぶん今秋以降)はナローバンドでの撮影をしてみたいと考えています。





M92(ヘルクレス座の球状星団) 
2025年 8月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
ヘルクレス座にある2つのメシエ天体の1つです。もう1つのメシエ天体M13は北天一の第球状星団と呼ばれています。
M13はM92よりも視直径が大きく、1つ1つの星の粒がそろっていて、きめ細かな感じを受けます。
M92は中心部の集光が強く、周辺部の星が明るい特徴があります。
さて、フイルムで撮影していた頃は球状星団といえば黄色く写るのがデフォであり、その理由として年老いた星から構成されているから…
 でしたが、冷却C-MOSカメラで撮影すると、青色の星も結構な割合で写ります。
 星が密集している球状星団だから、青色はぐれ星がある理由はわかるのですが、こんなにたくさんあっていいものかと…
 色情報(RGB)の処理が間違っていはしないかと心配になります。





M72(みずがめ座の球状星団) 
2025年 8月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
みずがめ座にはM2という立派な球状星団があるので忘れられがちな球状星団です。
夜半前に南中する時期がちょうど秋雨の時期にもあたり、マークしていないと観望・撮影せずにシーズンが終わります。
球状星団としては視直径が小さく、また口径200mm程度の望遠鏡でも星雲状に見えることから見栄えがしません。
地球からの距離は55400光年と球状星団としては比較的遠方にあります。





M 11(わし座の散開星団) 
2025年 7月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
球状星団にしては疎ら、散開星団としては非常に密であることから、星の密集状態からは球状星団とも散開星団とも判断できませんが、
現在ではさまざまな観測から散開星団に分類されています。
画像でも、M71と比較して明るい青色の星が多く集まっていることからも納得させられます。
中学生の頃、口径6センチのアクロマートレンズ屈折望遠鏡で観望したとき、密集した星団の姿に感動した記憶が残っています。





M 56(こと座の球状星団) 
2025年 7月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
小さなこと座にある2つのメシエ天体の1つです。
ほぼ天頂を通過していくため、シーイングの面では撮影に有利です。
球状星団としては視直径が小さく(いて座南部のM69,M70,M54ほどではありませんが)、観望する際についつい見落とされがちな天体です。
前回、撮影時間短縮のため一眼デジカメで撮影したときに比べ、解像、色彩ともよく撮影することができました。





M 71(や座の球状星団) 
2025年 7月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
画像からわかるように星が疎らに集まっていて、20世紀半ばまでM71が球状星団か散開星団かという点で意見が分かれていました。
10cm程度の口径から星が分離して見えます。
地球から距離は14000光年と推定されています。





M 2(みずがめ座の球状星団) 
2025年 7月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
初秋の星空には赤経20h30m付近の南北にずらりと明るい球状星団が並んでいます。北からM15、M2、(M72)、M30です。
距離37500光年、直径は約175光年。およそ15万個の星からできています。
M15と比べてみると、M2の方が密集度が高いように見えます。





M55(いて座の球状星団) 
2025年 7月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
南斗六星の南東、星の少ない領域に位置しています。手動導入のころは、導入に手こずった記憶があります。
星の集中度が疎らで、比較的小さい口径の望遠鏡でも星を分離してみることができる球状星団ですが、南に低くシーイングの影響を
受けやすいこと、地平線の上に出ている時間が短いことが難点です。
直径は約100光年、星団を構成する星の数は約10万個とされています。





M22(いて座の球状星団) 
2025年 7月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
明るく視直径が大きく見応えのある球状星団として挙げられるのが、北天ではM13、南天ではM22です。
資料によってはM22の視直径の方がM13よりも大きいとされています。
南にやや低く、シーイングの影響を受けやすいのですが、大気の揺らめきが止まった一瞬、びっしりと星が詰まった圧巻な姿を見ることができます。(200mm反射)
 このM22は全天で最初に発見された球状星団です。


MENU