ZTF彗星 C/2022E3 ZTF








2023年 2月16日 18時57分〜 露出 L:90秒×8 R,G,B:各90秒×4 GAIN:100 恒星時追尾
ASI2600MM  D:200mm F4.0反射+パラコア2(920mm)

地球から遠ざかりつつある彗星です。頭部の大きさも小さく見えるようになってきました。
活動が落ちてきたためかイオンテイルが淡くなってきました。
一方で、近日点付近でダストの放出量が増えたためか、ダストテイルが長く見えています。







2023年 1月29日 2時01分〜 露出 L:1分×10 R,G,B:各1分×4 GAIN:100 恒星時追尾
ASI2600MM  D:200mm F4.0反射+パラコア2(920mm)

地球最接近を控え、頭部(コマ)は確かに大きく見えるようになってきましたが尾がイマイチです。
ダストマントルが表面を覆ってしまったのでしょうか。








2023年 1月22日 2時13分〜 露出 L:40秒×10 R,G,B:各40秒×4 GAIN:100 恒星時追尾
ASI2600MM  D:200mm F4.0反射+パラコア2(920mm)

薄雲が西から来襲しそうだったので、まだ地平高度は上がりきっていないのですが撮影しました。
今まで彗星ではあまり試してこなかった口径200mmF4望遠鏡による強めの拡大に挑戦してみました。
頭部付近の迫力ある姿とイオンテイルが複雑に捻れて?いる様子を捉えることができました。
また、処理をしている中で、頭部の左側にアンチテイルと思われるものを見つけました。
他の方々が撮影したネット上の画像で、確かにアンチテイルであることが確認できました。
彗星のように移動が早い天体のLRGB撮影は恒星像が見苦しくなります。
今回は1枚40秒の露光に留めてみましたが、やはり冷却カラーカメラがあればと思います。
最も明るくなる来週も撮影したいのですが、強い寒波の影響がどう出ますやら…


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