レモン彗星 C/2025 A6 Lemmon
2025年1月3日にアメリカのアリゾナ州にあるレモン山天文台で発見されました。
発見当初は、さほど明るくならないものと予想されていましたが、8月中旬に急増光し、10月から11月にかけて肉眼で見えそうな程までに明るくなることが期待されるようになりました。
前回はおよそ1300年前に太陽に接近していたと推測され、また次回はおよそ1100年後に太陽に接近するものと予測されます。(国立天文台HPより引用)

2025年 11月11日 18時3分〜 露出 1分×10 ASI2600MC GAIN:100
FS-60CB+レデューサー(f:255mm) EM200赤道儀 GT-40+ASI120MM mini+PHD2
11月7日よりも透明度がよく、最後の撮影に出かけました。
7日よりもコンディションがよく、青白いイオンテイルを長々と伸ばしている姿をとらえることができました。
ダストテイルもイオンテイルの半分に迫るくらいに伸びています。
近日点近くの彗星の姿が見られたのはとてもよかったのですが、薄明終了時の地平高度があまり高くならなかったので
そこだけが残念に思いました。
しかし、絶対等級7.0〜8.5の彗星がこれだけ見ごたえある姿を見せてくれたことは、素晴らしかったと思います。

2025年 11月7日 18時10分〜 露出 1分×10 ASI2600MC GAIN:100
FS-60CB+レデューサー(f:255mm) EM200赤道儀 GT-40+ASI120MM mini+PHD2
空のヌケが悪く、月の光の影響も受けてしまいました。
前回の撮影より彗星と地球との距離が遠ざかったため、彗星の見た目の大きさは小さくなりました。
しかし、近日点通過を翌日に控えた彗星の活動は相変わらず活発なようで、長いイオンテイルも健在です。
また、近日点に近づいたため、ダストの尾も一段と発達し緩やかに曲がっている様子もうかがえます。

2025年 10月29日 18時22分〜 露出 1分×10 ASI2600MC GAIN:100 cometBPフィルター
20cmF4反射+パラコア2(f:920mm) EM200赤道儀 GT-40+ASI120MM mini+PHD2
今日も夕方からやや風が強い状況でしたが、風向が北寄りだったため、昨日より風の影響によるガイドミスは小さくて済みました。
口径の大きな望遠鏡での撮影は準備の時間が限られるのでなかなか厳しいのですが、頭部周辺のイオンテイルが複雑に
変化しているのがよくわかり撮影のしがいがあります。
月の出が遅くなる11月8日以降は、薄明終了時の高度が日々下がっていくため、もう少し取り回しの良いシステムでの撮影にしていく予定です。

2025年 10月28日 18時57分〜 露出 1分×2 ASI2600MC GAIN:100
FS-60CB+レデューサー(f:255mm) EM200赤道儀 GT-40+ASI120MM mini+PHD2
200mm反射の撮影に時間をかけすぎ、2枚しか撮影できませんでした。
19時10分くらいまではいけるかなと思っていたのですが、手前の木立が誤算でした。
こちらもcometBPフィルターをかけて撮影すれば、もう少しイオンテイルが鮮明にできたのかなと思いました。

2025年 10月28日 18時21分〜 露出 1分×10 ASI2600MC GAIN:100 cometBPフィルター
20cmF4反射+パラコア2(f:920mm) EM200赤道儀 GT-40+ASI120MM mini+PHD2
天候はよかったのですが、西風が非常に強く、おまけに鏡筒は西に向けなければなりませんでした。
そのため、望遠鏡の筒から唸る音が聞こえてくるなど、最悪に近い条件でした。ガイドは暴れまくり、星像も伸びてしまっていました。
ガイドカメラの露光時間を切り詰め、修正強度を30%くらいにして何とか画像が得られましたが…
ピントを外した時のような画像になってしまいました。
この日は、イオンテイルがとても複雑な様相を呈していたので、もう少し鮮明に撮影したかった…(泣)

2025年 10月24日 18時16分〜 露出 1分×10 ASI2600MC GAIN:100 cometBPフィルター
20cmF4反射+パラコア2(f:920mm) EM200赤道儀 GT-40+ASI120MM mini+PHD2
数値予報では19時過ぎまで撮影可能な天候になる予報でしたが、星が見え始めた頃から雲がわき始め、次第に西に広がっていきました。
あわてて機材をセットしたのですが、慌てているときにはろくなことがありません。
接続リング(16mm)をカメラとパラコアの間に噛ませるのを忘れて…コマ収差が盛大に出てしまいました。
慌てているので、画像で星の像が伸びていてもガイドのせいかと疑ったりして、貴重な時間を失ってしまいました。(泣)
彗星は何とか画像にはなりましたが…イオンテイルが複雑な様相を呈しているのがわかったことはよかったと思いました。
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