2025年1月~2025年3月





M 86、NGC4438(おとめ座の銀河) 
2025年 3月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
M86はおとめ座銀河団に属する、楕円銀河(E3)ともレンズ状銀河(S0)とも言われる銀河です。
M86の左側に見られる銀河はNGC4438です。周辺銀河との相互作用で銀河円盤が激しく攪乱されています。
また、画像でも見られるとおり中心部分も非常に複雑な様相を示しています。







M 81(おおぐま座の銀河) 
2025年 3月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
渦巻銀河の代表としてよく取り上げられる銀河で、美しい渦巻き構造と大きな視直径がウリな銀河です。
視直径が大きいので大きな渦巻銀河と思ってしまいますが、実際のところは天の川銀河とほぼ同じか若干小さめのようです。
距離が比較的近くにある(約1200万光年)ことも視直径が大きいことに寄与しています。
腕の中に点々とHⅡ領域が見られます。Hαフィルターの画像もブレンドしてみたくなります。





M 85(かみのけ座の銀河) 
2025年 3月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
おとめ座銀河団に属していますが、北のはずれに位置しています。
渦巻銀河と楕円銀河の中間的な特徴を持つS0型(レンズ状銀河)に分類されています。
そんな目で画像を見ると、周辺部に渦巻きの痕跡のようなものがうかがえます。
M85の左側にある棒渦巻銀河はNGC4394です。





M 53 (りょうけん座の球状星団) 
2025年 2月 L:2minx4 R,G,B:各2minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
春の天体の中では数少ない明るい球状星団です。
見た目ではりょうけん座のM3のほうがずっと明るく大きく見えますが、実サイズではM53の方が大きいそうです。
周辺の微星の配列が長方形に収まるように見え、面白く感じられます。
大望遠鏡の画像では、青色はぐれ星(年老いた星の合体やガスのやりとりによって星が若返っている)が多く見つかっています。





NGC3190周辺 (しし座の銀河) 
2025年 2月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
しし座のγ星とζ星の間に位置している銀河群です。
ヒクソンコンパクト銀河群44としても登録されています。
ヘール望遠鏡の写真集にも取り上げられていた銀河群で、いつか自分でも撮影してみたいと思っていました。
異なるタイプの銀河を一気に見ることができ、楽しい領域です。





NGC2420 (ふたご座の散開星団) 
2025年 2月 L:2minx4 R,G,B:各2minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
ポルックスの南、ほぼ黄道状上に位置している散開星団です。
カタログ上では密集度:密、星数:100ということで撮影してみました。
前回は初期型の一眼デジカメによる撮影で、ノイズも多く写りがいまいちだったので、銀河を撮影するシステムで撮影してみました。
しかし、ご覧の通りあまり見栄えのする星団ではありません。M11のミニチュアのような写りを期待していただけに残念でした。





M 3 (りょうけん座の球状星団) 
2025年 2月 L:2minx4 R,G,B:各2minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
銀河が多い春の夜空の中では、数少ない明るく大型の球状星団です。
1枚2分という短い露光でも暗い星も含めしっかりと写ってくれました。
フラットフレームを撮らずにカブリ補正でごまかしていた時は、はっきりしなかった周辺部の暗い星も、フラット処理が向上してからは
表現することができ、うれしく思っています。トレース台フラット補正を紹介していただいた皆様に感謝です。





NGC3198 (おおぐま座の銀河) 
2025年 2月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
おおぐま座の後ろ足の先に位置している中型の渦巻き銀河です。
以前ST-8XMEで撮影した時は、周辺の淡い部分が写って喜んだものですが、今回はそれに加えて渦巻き構造の表現も向上しました。。
目標2時間という限られた露光時間があるので、できるだけ暗い空でSN比を稼ぐ必要がありますが、LED照明が普及するにつれ
ますます夜空が明るくなっているような気がします。また、黄砂の期間が広がっているためか空の濁りも年ごとに酷くなっているような…





NGC2841 (おおぐま座の銀河) 
2025年 2月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
羊毛状渦巻銀河の典型としてよく大望遠鏡で撮影された画像で紹介されることが多い銀河です。
前回は比較的シーイングが良いときにST-8XMEで撮影した画像が若干羊毛状をうかがえるようなものでした。
今回の画像はそれよりも幾分羊毛状の表現が向上しましたが、やはり30cm、40cmといった大きな口径の画像にはかないません。
背景にぽつぽつと小さな銀河が見えていて、宇宙の奥深さを感じさせてくれます。







M106 (りょうけん座の銀河) 
2025年 2月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
今回は以前撮影したことのある天体の撮り直しシリーズです。
このM106もST-7E,ST-8XME,ASI2600MMで撮影してきた天体です。明るい中心部と淡い周辺部の表出が難しい銀河の1つです。
トレース台を利用したフラットフレームを用いてフラット補正をすることに慣れてきた結果、淡い部分の表現が以前よりも向上しました。
4月末から長病みをしていたため、しばらく画像処理等も進まず、ようやく今になってしまいました。





NGC4535 (おとめ座の銀河) 
2025年 1月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
おとめ座銀河団の南端、M49の東に位置しています。
画像からフェイスオンタイプの棒渦巻銀河であることがわかります。
以前、デジカメで撮影した時はΘ型にぼんやりと写りましたが、冷却CMOSカメラでそれなりの露出をかけると見事な渦巻銀河であることが
わかります。銀河までの距離はセファイド型変光星により約5200万光年と測定されています。





NGC4535付近 
2025年 1月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:60mm f:355mm屈折+レデューサー (焦点距離 255mm) EM-200赤道儀
 
上の渦巻銀河がNGC4535、下の銀河がNGC4526です。
NGC4526はレンズ状銀河に分類されています。一見、無構造に見えますが、拡大すると中心部の上方に黄色の眉毛状の構造が見られます。
NGC4526銀河までの距離は約5500万光年で、NGC4535銀河とほぼ同じ距離にあると測定されています。





NGC2835 (うみへび座の銀河) 
2025年 1月 L:5minx10 R,G,B:各5minx4 LRGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
うみへび座の南部、らしんばん座に近い場所に位置しています。
シーイングがあまりよろしくない冬季に、なおかつ赤緯が低いとあっては鮮明な画像を得るのがなかなかむずかしいです。
NGC2835はフェイスオン銀河で南北に細長い渦巻き構造が見て取れます。銀河までの距離は3500万光年と推定されています。
最近、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影された鮮明な画像が公開されています。





NGC2359(おおいぬ座の散光星雲) 
2025年 1月  Hα,OⅢ,Hβ:各5minx8 AOB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
その形状から『トールの兜星雲』のニックネームがつけられています。
カシオペア座にあるNGC7635(しゃぼん玉星雲)とよく似ていて、ウォルフ・ライエ星から吹き出す強い星風によって、
恒星周辺のガス(もともとウォルフ・ライエ星から噴き出したガス)が影響を受け、泡構造など複雑な構造を作り出していると
 考えられています。今回の撮影ではナローバンドフィルターを用いて、複雑な構造をあぶりだそうとしました。
 酸素の発光である青緑色(OⅢ)がよく目立ちますが、周辺部には赤いHαの部分も見られます。





M50(いっかくじゅう座の散開星団) 
2025年 1月  L,R,G,B:2minx4 L-RGB合成
ZWO ASI-2600MM D:200mm f:800mm反射+パラコア2 (焦点距離 920mm) EM-200赤道儀
 
いっかくじゅう座の冬の天の川から少し外れたところに位置する明るい散開星団です。
星の数は150個ほどとされていますが、天の川に近く、どの星までが星団に属する星なのかよくわかりません。
空の暗い所では肉眼でもぼんやりとその位置を確認することができます。



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